【PC】電源 COOLER MASTER 750V の保証対応が良かった&3年間使用してきたレビュー

先日修理に出していたPCの電源 「COOLER MASTER 750V」 が修理から帰ってきました。
保証期間内の修理だったので交換対応になり新品になって帰って来ました、交換対応はありがたいですね、COOLER MASTERの品質保証対応グッドです。

折角なので数年使ってみて、簡単にですがこの電源のレビュー?的な事ををしてみたいと思います。

COOLER MASTER 750V Semi-Modular (RS750-AMAAG1-JP)

2016年1月頃に購入して約3年ほど使用してきました、今回故障扱いで修理に出しましたが完全にこの電源が故障したというわけでは無く切り分けの結果システムが安定した事から、故障可否の意味も込めて修理に出しました、保証期間内だったので交換対応となりましたがこの電源の品質や対応については満足しています、可もなく不可もなくシンプルで品質、価格も無難な電源です。

メーカーサイト:COOLER MASTER 750 Semi-Modular (RS450-AMAAG1-JP)

この電源の特徴

製品の特長についてはメーカーHP等にも書いてあるので、私が使ってきて感じたこの電源の特徴を書いていきたいと思います。

日本製コンデンサ

このシリーズの電源は日本製コンデンサを使用しています、以前使っていた電源の故障原因がコンデンサの膨張からの故障だったので特に日本製コンデンサに拘って電源を探していてこの電源にたどり着きました。

同じCOOLER MASTERの後継機には日本製コンデンサの文言が見当たらなかったので、日本製のコンデンサではないかも知れません。

メーカーHPでこの製品はまだ販売されていますが在庫品限りなのかもしれません、現在は新しいモデルと並行でHP表記されています、在庫無くなり次第販売終了になるかと思われます。

日本製でなくとも今は品質が良いものはいっぱいありますしね。

静音性

過去に使っていた電源はファンの音が割と響く物だったのでこの電源に変えてから電源ファンの音が気にならなくなりました、自動回転数制御の120㎜ファンが搭載されていて私が持っているPC用の140㎜ファンより静かです、動作音は全く気になりません自動回転制御とファンが優秀。
修理に出している間使っていたPCケース付属の電源は常時ファンが回っていてそれなりに音がしていました。

落ち着いた外観

安い電源だと無塗装の無骨な電源が多いですがしっかり塗装が施されていて同系統色のPCケースであれば無難な見た目、派手過ぎないのでしっくり収まるかと思います、フラットなカラーで質感も良いです、LED機能が必要ない人やシンプルでそこそこの電源が欲しい人向けかと思います。

扱いやすい無難なケーブル

この電源はセミモジュール型なので MB 20+4pin/CPU 4+4pin/PCIe 6+2pin x2 以外の電源がプラグイン方式になっていて全体的にケーブルは固すぎるという事はなく普通かなと言う感じ、電源から出ているケーブル類は全てメッシュカバーされていてケーブルむき出しではないので見た目も悪くないですね。

グラボ無しや1枚構成の場合はPCIeの電源ケーブルが余分に余るのでスッキリさせたい人はフルプラグイン電源の方が良いかも、そもそもそういう人はこの手の電源は選ばないかも知れませんが。

プラグインケーブル類もフラットケーブルになっていて黒で統一されていてまとめやすくなっています。

5年保証

今回PCの安定性が悪くなり予備の電源に変えたところ症状が治まったので、保証期間が残っていたことから、動作確認の意味も込めて修理に出したところ交換対応となりました。
品質保証対応は間違いなくしっかり対応して頂きました、保証対応については安心していいかと思います。

このクラスの電源は大体5年保証ついてるかと、念のため確認を。


無難な電源で、自作初心者さんなんかにお勧めの電源かなと個人的に思います、最近はLED機能の付いた派手な電源が売れ筋らしいですが、その分価格も上乗せされているでしょうから価格もそこそこで余計な機能のないシンプルな電源がいいという人にはお勧めです。

PCの電源選びについて軽く云々

自作PCで電源は良いのを選んでおけ!と言われがちですが私個人としても一理あると思います、安い電源を使っていて苦い思いをしたこともあったので。

80+GOLDで安心?

よく勘違いしがちなのは「80+GOLD」だから大丈夫だろう~というのはちょっと違います、「80+GOLD 」などの表記は”電源変換効率の認証規格”と言うだけであって、電源全体の品質ではないからです、変換効率の目安にすぎませんエコマークみたいなものと思えばいいかと。

ぱっと見GOLDとかPLATINUMとかだと凄く良いやつなのかな?と思うのもわからなくないですけどね。
もちろん変換効率が良い方がいいですけど、変換効率が良くても本体がポンコツ品質ではねぇ…と言うトコロ。

保証期間という目安

私なりの電源選びの一つとしてですが、保証期間が長いことを基準にしています、中には保証期間10年と言う長期保証の電源がありますが、長い保証期間は品質に自信のある現れでもあると思っています、もちろんそういった電源は価格もそれなりですが、安心して長く使っていけるかと思います。

多機能/高機能が良いのか?

「部品点数がなるだけ少ないものを」これは私が電源に限らず物を買う基準の一つなんですが部品点数が多ければ多いほど故障の起きる確率は高くなると思っています、一概にそうとは言い切れませんが、シンプルな構造の方が故障する確率は低くなると考えています、多機能/高機能であれば構造も複雑になりがちです。

LEDは流行り物?

PCの電源でもLED付きが最近多く売られていますね、電源としての機能とは全く関係のない要素なので私にとっては要らない機能です、この辺は個人の好みの問題になってきますがシンプルなものを長く使っていきたい派なのでこういった主目的の機能と関係のない機能が付いているものは避ける傾向にあります。

シンプルな構造な場合、保証期間が切れても自分で修理できたりすることもあります。


私が当時選んだこの「COOLER MASTER 750V」は日本製コンデンサで価格も保証期間も無難だったという事もあり、色々な電源を見比べてみてワンランク上の電源が欲しかったのですが私の用途として過不足が無く懐具合と相談してこの電源を買いました。

自作PCに初挑戦する人は特に電源について調べて、ある程度知識をつけた上で購入することをお勧めします、実は有名ブランドだけどOEM品であのメーカーが作っている電源だったとか、調べていたら「え?そうなの?」という事があったりPCの電源一つとっても出力元がシングルやマルチレーンがあったりと沼にはまる事間違いなし!

電源選びは自分の組みたいPCのシステム全体の消費電力をザックリ調べる事から~。


自作PCの電源選びは悩むけど楽しい、そんな感じっ。_(:3 」∠ )_

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