[Life] 電熱ウェアって使えるの? Fanyueng 電熱ベストを使ってみた

最近ウェアがガジェット化されつつあり、仕事をしていても夏場はファン付きウェアを着ている人を見かけるようになりました、冬場は電熱ウェアが最近流行りつつあります、ホームセンターでも見かけるように。

私のライフスタイルの都合上、氷点下の環境に1日居る事があり電熱ウェアってどんな感じなのか興味もあって、安い電熱ベストを買って実際に試してみました。

電熱ベストの実力やいかに?、2か月ほど普段の生活(仕事を含む)で使った感想を書いていきたいと思います。
買った電熱ベストは"Fanyueng 電熱ベスト"と言う商品でAmazonで購入。
商品名が長ったらしいので省略、商品名や説明書きが怪しさ全開の一品、ダメ元で買ってみました、当てにはならないけど一応「Amazon’s Choice」

結果から言えば、使い方によってはこのベストはありな商品だけど…?。

Fangyueng 電熱ベスト (ry

届いた商品を見てみるとチャック付きビニールに梱包されていて中身は怪しい日本語の取扱い説明書と電熱ベスト本体のみで "Mサイズ" を購入。
取り出してみると全体はこんな感じで、ほぼ商品写真と見た目は同じ。
縫製はそれなりでチャック部はとりあえずな防水チャック、生地の防水性は弱そう、ざっと見まわしてみましたが耐久性は1、2シーズンぐらい使えれば良いかなと言う印象、薄手のベストなので自体の防寒性能はそれなりと思っておいた方がよいかと。

裏地はフリース素材、右手の内側に給電用USBケーブルとバッテリーが入るポケット。
ヒーターシステム目的で防寒性能はあまり気にせず買いました、"決め手は首元にヒーターがあったから"。

右胸元にヒーターのスイッチ、ヒーターの大体の位置は以下の画像で。

実際に使ってみて

買う前にいくつかの電熱ウェアを比較検討してこの商品を買いましたが、良くも悪くも期待通りの性能でした。

  • 屋内での使用感

屋内に居て寒いなという時はずとこれを着ています、屋内で着るには十分な性能でこのベストの上にパーカーやトレーナーを着ています、ぬくぬくです、ちょっとの寒さなら暖房をつけなくてもこのベストで十分過ごせる。

  • 外での使用感

"バイク通勤・屋外作業"で2か月程使ってみました、屋外でインナーベストとして使のにも十分な性能、ただしアウター次第という感じ。

氷点下になる早朝のバイク通勤時はこのベストの上に裏地がアルミ生地のアウターを使っていますがこれで十分、上半身で寒さを感じる事がなくなりました、電熱ウェアありですね暖かい。
このアウター以外にも、春秋用の薄手の防風ジャケットを着て試してみましたが、保温性がないので暖かさが逃げていく感じで寒さを感じます。

仕事で吹さらしの氷点下環境に1日晒される事があるので、このベストの上にアウターとして会社指定の防寒着を着ていましたが、防寒性能が弱い無いアウターで終日-10℃前後と言う環境下ではこの電熱ベストがあっても刃が立ちませんでした…アウターの性能が大事

そんな経験をしてから、本当に寒い日は "電熱ベスト+薄手のダウン(アルミ地)+会社指定防寒着" を重ね着して仕事をしています、着ぶくれてパンパンです。

私の様にインナーベストとして使う場合は保温性能の高いアウターを重視で。

  • サイズについて

サイズはMサイズを買い2ヵ月間使った感じでは、多少窮屈でもワンサイズ下を買えば良かった

体系はMサイズなのですが体ととベストの間に空間(余裕)があるので暖かさを感じにくい所があります、腕組みした時や椅子の背もたれでヒーター部と密着した状態だと特に暖かさが伝わってくるのでインナータイプの電熱ウェアは体にぴったりぐらいのサイズの物を選ぶのが良さそう。

ただこの商品Sサイズの設定がありません、残念。

バッテリーの持ち具合と温度設定

以前このBlogで モバイルバッテリーの記事 を書きましたが、この電熱ウエア用に買ったもので、この電熱ベストどの位のバッテリー容量があれば足りるのか?厳密に持続時間とバッテリー使用量を測ったわけでは無いですので参考までに。
この電熱ベストの温度設定は "低/中/高 の3段階" 商品説明には "10,000mAh/低温8時間" の記載、このベスト用に準備したモバイルバッテリーは"20,000mAh" どんなモバイルバッテリーかは過去の記事を。

  • 低温:40℃~45℃ (青)
通勤開始の朝5時から帰宅まで遅いときで19時、約14時間の連続使用でバッテリーのゲージは50%、およそ10,000mAhでした、商品説明より持つかもしれない?。
  • 中温:45℃~50℃ (白)
通勤開始の5時から勤務中の15時頃の約10時間の連続使用でバッテリー切れになりました、20,000mAhだと10時間程度で使い切ってしまった感じ。
  • 高温:60℃~65℃ (赤)
氷点下-10℃にもなる日に1日使ってみましたが、ヒーターのある部位が熱すぎると感じたのであまり使っていませんが、大体の予測で20,000mAhで4~5時間持つかどうか?という所だと思います。(ずっと使っていたら低温火傷しそうな印象)


現状は"低温/中温"だけ使っています。(前後同一温度設定で使用)

ひとまず私の使い方でバッテリーの容量20,000mAhを買って正解でした。
ただバッテリー重量が350mlの缶ジュース一本分で、このベストのバッテリーポケットが右腹部なので、右肩ばかりに負担がかかり長時間使っていると肩がこったり、姿勢が悪くなりそうなデメリットもあるのでバッテリーの重さに注意が必要。

個人的にUSBを延長してウエストバッグなどにバッテリーを入れる方法や容量の少ない軽いモバイルバッテリーなどで対策をしようかと考えています。

モバイルバッテリーも小型・軽量・大容量化してくれるといいんですけどね。

電熱ウェアを買ってみて

2ヵ月使ってみてメリット/デメリットやこうだったら良かったのになと思う所がわかったので次回電熱ウェアを買う時に活かします、とりあえず電熱ウェアを買って正解でした。

Amazonや ホームセンター、ワークマン、バイク用品店でも売られていて種類も豊富、色々なタイプが売っているので、自分のライフスタイルに合った電熱ウェアがあるかもしれないです。

Youtubeでバイク用ですが電熱ウェアをレビューしている人がいたのでリンクを。

バイク用なのであまり参考にはなりませんが全身電熱ウェアに身を包んだライダーさんの体を張った動画で、バイク用ですが電熱ウェアのメリット/デメリットが的確で動画も面白かったのでどうぞ。
この動画の人が体現しているとおり、バイクで氷点下の気温の中を走るのはホント寒いです、電熱ウェアでググるとバイク系の情報が多いのはこのため。

寒い中バイクに乗る人が暖かいと言っているのだから信憑性がある。



ふと思う、こういうのに手を出しちゃう時点で歳なんだなと…。

電熱ウェアあぁぁぁったけぇぇぇ!!!そんな感じぃぃぁぁったけぇ~!!w
_(:3 」∠ )_

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