[ Audio ] "価格破壊!?" GEO ANC付 完全ワイヤレスイヤホン SWE500HT01 の実際のところ。


最近、完全ワイヤレスイヤホンが気になっていて、お試し的な意味で手頃な物は無いかと探していた筆者ですが、ついに手を出してしまいました。

GEOで販売されている"GRFD-SWE500HT01 BG"を買いました。

ANC付完全ワイヤレスイヤホンと言えば相場が "2~3万円台" と悩む価格帯ですが、この機種は安い、価格破壊かと…。(もっとやれ!w)

このGEOの SWE500HT01 実際の所はどうなのでしょう?使って見た感じを忖度なしで書いていきます!
※ANC (アクティブノイズキャンセリング)  

GEO ANC付完全ワイヤレスイヤホン SWE500HT01 実際のところ

筆者はANC完全ワイヤレスイヤホンが初めてなので、他の機種との比較は出来ませんが初めて触れた率直な意見を書いて行こうと思います。

GEO SWE500HT01 の詳細は以下にリンクから。

SWE500HT01 開封

  • パッケージの中身
内容は 本体、USB-Cケーブル、イヤーピース、説明書のみ。
イヤホンケース自体は片手で握れる程度の大きさ、説明書は日本語。
  • イヤホンケース
可もなく不可もなくシンプルなデザインで正面にステータスLEDがポチポチ、何となくかわいい。
  • イヤホンケース(裏)
裏側にケース充電用の USB-C 、開閉用ヒンジの挿し色がワンポイント、ケース自体はワイヤレス充電対応との事。
  • パカっ。
落ち着いた雰囲気でカッパーの挿し色がワンポイントになっています、ロゴなどは無く無機質で全体的に落ち着いた感じ。
カバー部分とイヤホンに磁石が内蔵されていて簡単に開いたりイヤホンが落ちたりしない作りになっている。
  • イヤホン本体とご対面
イヤホン自体も至ってシンプル、内側には 充電用端子 / 近接センサー (左)、本体表面の広い部分はタッチセンサー / 側面にマイク (右)が、画像では見えませんがインジケーターのLEDが左右のイヤホンに付いてます。
  • 気になった点
実際に手に取って見て気になったのはケースのカバー部分が開けた時にちょっとした動きですぐ閉じてしまう所が煩わしいのと、ケースからイヤホンを取り出すときに滑りやすく取り出しにくいと感じたところ。

装着感は取り立てて気になる事もなく普通のカナル型、個人的にもう少しフィット感が欲しいのでイヤーピースは後日好みの物に変える予定。

大事なのはこんなに安くて使い物になるの?という所でしょう、まずは音質はどうなのよ!

音質はイマイチ感が拭えない

実際に聴いて見たファーストインプレッションは「低音えげつなっ!」でした。
中/高音がかき消され全体的に低音が強くモワッとした印象。

とりあえずイコライザーの調整で回避出来るレベルなのでこの価格ですので許容範囲。

イコライザーで低音を削った後の中/高音は、クリアで綺麗とはお世辞にも言えませんが十分出ている感じですが解像感や音場はほぼ感じません。

一手間加えないと扱いにくい部分はありますがこの価格でこの音質なら「必要十分」といった印象。

完全ワイヤレスイヤホンがどんなものか試してみたい人には手ごろな製品だと思います、入門機種、とりあえず安いので十分という人向けと言ったところでしょうか? 

  • 音質が気になるなら?
スマホであれば機種にもよりますが元々入っている再生アプリなどのイコライザーで調整可能な場合があるので調整して好みの音質にしてみると良いかも。

ANCってこんなもの?

( ゚∀゚)o彡°ANC!ANC!
筆者はANCに過度な期待を抱いている危ない人なので悪しからず!。

ANC (アクティブノイズキャンセリング) 巷ではANCが 強い/弱い と表現されていますが筆者はANC機種を買ったのは初めてなので他機種と比較出来ません。

SWE500HT01のANC機能を使って見た印象で言えば「ANCってこんなものかぁ」という感じ、「ANCすごい!」という感動まではありませんでしたが、ああ確かにノイズキャンセリング効いてるな~と。

ANCをONにしても周囲の音は聞こえるし、気持ち効いてるかなという程度です。

この SWE500HT01 には以下機能がありました。
  • ANC ON  : ノイズキャンセリングON
  • Outdoor  : 周囲の音を取り込み。
  • ANC OFF : ノイズキャンセリングOFF
切り替えは左のイヤホンを1.5秒押すと切り替わりループする感じです。

どのモードも変化はありましたが、そこまで大きな変化は感じれずこの機能は疑問が残るところ、イヤーピースを遮音性の高いものにすればもっと効果がハッキリしそうな気がします。

本気のANCを使えばちょっとした感動がありそうですが SWE500HT01 では期待した体感は出来ませんでした。(ANCに幻想持ちすぎ?w)

ANCを求めるならメーカー製の諭吉コースのイヤホンを買った方が幸せになれそう。
(この価格帯で高性能なANCは厳しいか?)

ノイズキャンセリング技術と言えば私の中では BOSE / Sony がトップブランドというイメージですが、今の所しっかりしたANCが搭載されている機種は諭吉コースなのは間違いないでしょう。

とは言え私の様に適当にANCを試してみたいという人には手頃な価格でANCが試せるので"とりあえず"で買って見たい人には良いかもしれません、ANCはおまけ機能と思っておけば期待外れは無いかと。

ゲーミグモード(低遅延モード)

このイヤホン機能豊富ですね、低遅延モード機能が付いてました。
ワイヤレスの宿命、音ズレを低減するモードで左のイヤホンを3回タップでゲーミングモードに。
  • 低遅延になる代わりに通信距離が短くなる機能
昔Bluetoothヘッドホンを使ってゲームで使用した事がありましたが、遅延がありすぎて使い物にならなかった思い出があります、SWE500HT01 についてはそこまで遅延を感じさせる事はなく、普通?。

動画視聴時に「ん~若干?若干ズレてる?」と感じる程度、昔使っていたBluetoothヘッドホンとは比較にならないほど音ズレは感じませんでした。

正直常時低遅延モードで良い気もしますが?。

通話ヘッドセットしては?

試しに知人に電話をかけて実際に試してみたレベルのテストですが、特に問題なく普通に聞こえるとの事。

こちら側の聞き取りも通話するには十分という印象でした。

あくまで簡易的に通話テストをしただけなので、実用的に使って見ないとわからない部分もあるので、今後使って見て気になったところを追加していくかもしれません。

普段使いに最適

完全ワイヤレスイヤホンの入門機、普段使いとしてSWE500HT01は"アリ"だと思います。
何といっても価格が手ごろ、シンプルなデザインでこの価格で十分過ぎる機能。

実際に機能や使い勝手を確かめながらこの記事を書いていますが、普通に使えるねと言う感じです、及第点!

高級な完全ワイヤレスイヤホンを普段使いにして無くした時の事を考えるとショックが大きそうですがこの価格であれば何かあっても諦めがつきます。

普段はわりと体を動かす仕事をしているので以前はネックタイプの安いワイヤレスイヤホンを使っていましたが今の所とりあえずこれで良いかなという所で落ち着いています。


という事でGEO ANC完全ワイヤレスイヤホン買って試してみました。


歳と共に劣化していくのに未だに音質求めちゃったりしてる…ハッ!自分が劣化してるから外部に質を求めてるのかっ!そんな感じ?… _(:3 」∠ )_


ここからはググった情報とか能書きとか、とぃぅか読み飛ばし推奨?。

SWE500HT01は何処のメーカー?

ちょっと調べてみました。

GEOで販売しているだけで実際のところこの製造メーカーは"Dongguan Hele Electronics"というメーカーで多分中国辺りでしょう、こんなメーカー正直知らん。
類似機種としては "QCY HT01 / QCY HT01C" GEOの型番にHT01が入っているのでこれのGEO版でしょう、QCY版には専用のandroidアプリがあり、GEO版でも使えるらしく、試しにインストールしたところ要求項目が多く、セキュリティ上OFFにしている設定を解除しろとうるさいので速攻で削除しました、この手のアプリに抵抗がない人は専用アプリで色々機能が使えるかもしれません。(筆者は断念)
QCY関連サイト
この価格でこの品質/機能のものが出せるのだから、もっと気を遣ったらその辺の怪しげなイヤホンは一網打尽になりそうな気がする、頑張れQCY!なんちゃって。

今本気を出したらこれを買う!

ANC付ならSonyの"WF-1000XM4"評価高いですね、すごく気になります。
次いで Marshallの"ModeⅡ" これは完全に所有欲を満たしてくれそうです、カッコいい。
完全ワイヤレスイヤホンはここ数年台頭してきた印象でまだ熟成しきってないと感じるのでとりあえずGEOイヤホンでお茶を濁すことにしましたが、にわかオーディオマニアとしてはちゃんとしたメーカー製のイヤホンが一つ欲しいところ。

イヤホン一つとってもホント沼そのもの、調べる事に疲れてそのうち興味をなくして何でもよくなりそうな予感しかしないw

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